(最終更新 14.12.12)     201-250     →301-350

251-260

身の回りでその一人称を使うのはお前だし
見つけた君の牝
死んじまえ君の牡
踏み締めるように抱きしめた
何よりも優先すべきは君の心
笑えと連呼され泣いた
あたしには届かないリップ音
視力が悪くて良かったという話
愛得て恋失い
恋得て愛失い

261-270

昼下がりに微笑み微睡んだ微かな想い出
自分達は誰かの特別を殺した事実なんてどうでもいいこと
言葉を使う価値がある話ではなかった。
尾が交わって絡まってこんがらがって取れなくなる
七癖は治りはしても癒されはしない
ずるいってずるい
舌打ちに心打たれる日が来ようとは
嗜眠に浸り君の声をきこうとしない
寄る辺を失いとうとうあなたに寄り添う
じぶんと自分の大切なものが一番大切というのが普通の本能だろうに

271-280

それでも君に僕を嫌って欲しくない
我が儘に祈っていた僕の望みなんて、そもそもが絶たれるべきだった。
疑い続ける僕の臆病を乗り越えてしまえる君の優しさは僕の世界にはなくて
優し過ぎる君がいなくなれば世界は少し楽になっただろうか?
そうして終わりを遂げた、僕
劣化したゴム
おちるためにとぼう
はくとのぞく
にわとりのふせかご
きみのそんなところが

281-290

心臓のあたりで唄うよ
君子危うきに近寄らず虎子も在らずんば尚更だ
君はあたしにモテてる
相乗効果の三重苦
おなかの上で泣き出した鬼
解散だ、無茶を言うのだから
飛び散ってはねたのは一体
覚醒導入剤注入します
楽してバラードを歌うのが私の間違い
なけなしの死に神

291-300 

それは私の本心ではあるけどもあなたは解釈を間違っている
君の為ならば僕の為になる様な事ですら尊い事であろうと
あのプレイリストはいつ届くのかな
星に霜が降り君にであった
オレンジ色のくれないが眼の中をちかちかと
捨てる前に食いついてその感触を
現実逃避の世のなか君
ひとのせいにしたがるぼくこそがすべての
ころころとさようなら飴をくだく
とじるつぶるつむる幾度も