101-150     201-250

151-160

特別な人間は、ただ、ただ、寂しいだけなのだ。
(いいや、彼は愛されている。それを自覚すべきなのだ。)
ワサビ混じりの甘味料
わたしと出会わず幸せになれた君を希おう
君 を は ぎ と る
後ろの道を歩いたとて、依然として時間軸は違う
あたしだけが駄目だったのに
きみからきみのいちばんたいせつなものを拭う
墜ちるのならば仰向けに、空を見ながら墜ちそして頭から割れる
今は眠るように目を瞑るときではないだろうに

161-170

カニバリズム一歩手前
苦いそれが好きだと君は言ったね
おかえりが言いたかったのだ
僕が追いかけたあの子はどこに行ったの
入れ物だけを安っぽく仕上げた
無理に笑えば強くなれると言ったのは誰
好いてくれなくてもいい強くはないのだから
君がいなくて寂しかった。寂しいです。
振り絞ったようになんて形容は泣く時だけでいい
いや、僕は何も持っていませんよ

171-180

シャボン玉は思うよりも早く飛ぶ
にせものでもいいとは思うけれど、君のそれは本物なのだろう
どう受け取るか、なんて責任の在処は君か俺か
僕の器用さが君は不満らしい
恋に憧れ恋をして恋に落ちて恋を失い
拝啓、浮かれてます
遅ればせながら、横恋慕
彼は君はいつか消えると知っている
焦がれ焦がれてまっくろけ
些細なことと何より私が思います

181-190

欲しがって欲しがりは嫌われますか
死ねばよかったのだ、救済も罪悪も消失してしまわず
恋を手に入れるために愛を見て見ぬ振り
私のティーンエイジャー、さようなら
欲しいなら欲しいと言って欲しかったの
言い訳ばかりの君にエールをおくるよ
目をつぶったらきっと泣いてしまっただろう
あなたは見ないフリが下手ね
君は立派なshouter
強欲でありたく無欲であってほしい

191-200

俺がつけた目障りなキスマーク
強いと言われたら喜ぶ人間だと知っていたでしょう
君と愛を育てあうことだけを
同じような繰り返しに救われていたのは確かだけど
やさしいなにもかもが恋しい
嫌いな人に「嫌い」を強要されるのはいかがなものか
恋をしても馬鹿 変わらず、馬鹿
僕の嫌いなあの言葉をきかせて
あなたの幸福だけを求めていたはずが私は私の不幸を望んでいた
わらわないで